社員インタビュー



2万人の野外ライブは苦労の連続。
でもたくさんの笑顔で疲れは吹き飛んだ。

内勤/デスク(本社)

坂井 絵梨(2015年入社)


最初は現場希望だったが、コンサートを社内で支える内勤として入社。



以前から「音楽関係の仕事に就きたい」と考えていたため、就職活動では音楽業界に絞ってエントリーをしていました。当社の選考の際には現場希望と伝えていたのですが、内定をいただいたのは「内勤」。外で体を動かしたいという思いはあったものの、学生時代には部活動のマネージャー経験などもあったことから、内勤としてサポート側に回ることでまた違った経験を積んでいけるのではと考え、入社を決めました。

私の仕事は、コンサート運営の主軸を担う「コンサートプロデューサー」のサポートです。アーティストの所属事務所やコンサート制作会社への公演会場の日程出しや押さえ、出演者・スタッフの公演当日の宿泊手配、公演終了後の社内外の精算処理などを行っています。なかには1つの公演で会場押さえから精算完了まで2年ほどかかることもあります。また、プロデューサーがプロモーションを考える際には、情報解禁のタイミングを見ながら社内のWEBチームと連携し、お客様向けのTwitterやホームページで告知をしてもらうなど、目まぐるしく動いていく刺激いっぱいの毎日です。





入社2年目で初開催となる2万人の野外ライブを担当。

入社1年目の夏、私が担当するコンサートプロデューサーが「新しいイベント会場がやっと見つかった」とうれしそうに話していたのですが、それは、あるアーティストが主催するモリコロパークの野外ライブで、第1回目となるイベントでした。これを入社2年目の春に担当することになったのです。

まだ配属されて1年程度でしたから、2日間で2万人という大型の現場は右も左も分からない状態…。それでも、先輩に何度も相談しながら、無事に2日間を終え、会場に集まったお客様の笑顔を見た時には、それまでの疲れが吹き飛びました。また、ライブ中には「第1回目に来てくれてありがとう。これは僕たちが数年前から計画していたことなんだよね」と始まり、これまでの経緯をMCで話しているのを聞きながら、アーティストの皆さんにとっても特別なことだったんだなと改めて感じました。これだけたくさんの人を笑顔にするイベントの第1回に関われたこと、そして「こんな最高のイベントがこれからも続くんだ!」というワクワク感を味わえたのがとても大きな喜びでした。






お客様を笑顔にするため、いろんなアイデアを提案していきたい。



私たち内勤デスクの仕事は、相手の顔がほとんど見えません。やはりメールのみだと細かなニュアンスが伝わらなかったりすることもあり、テキストだけのやり取りは本当に難しいなと思います。また、同時にいくつもの公演を平行に進めることの難しさも日々感じています。会場押さえもしつつ、終了した公演の精算もする…といった、自分の記憶を出しては戻すという作業を毎日繰り返していますから、データで可視化するなど、常に忘れない工夫を考えながら仕事をしています。

今後は、コンサートに来てくれるお客様のためのアイデアをもっと提案できる内勤デスクになりたいです。自分もコンサートに行くことが多いので、良いと思ったことはコンサートプロデューサーに伝えるようにしています。つい先日も、はじめて行った素敵な会場をプロデューサーにお勧めしたら、新規会場の候補になりました。今後も日々の生活の中で自分が見たもの、聞いたものを仕事に活かしていきたいと思います。

一日の流れ

  • 10:00

    出社・メール確認

    9時頃に出勤準備を始めて10時には会社に到着。メールの確認などから1日が始まります。

  • 11:00

    社外とのメール・電話のやりとり

    会場押さえや宿泊先・交通の手配をするため、電話やメールで連絡します。

  • 12:00

    お昼休憩

  • 13:00

    校正物確認

    新聞やチラシなどの出稿物やチケット券面の文字情報に間違いがないか確認します。

  • 16:00

    伝票処理・精算作業

    伝票の入力をおこない、公演ごとの売り上げや経費をまとめ、精算書を作成します。

  • 18:00

    帰宅

    オフの時間もライブへ。休日には東京・大阪の公演へ足を運ぶことが多いです。