社員インタビュー

ナゴヤドームに響いた感謝の言葉と歓声は、
これからもずっと忘れない。

内勤/票券

岩花 真里(2016年入学)


文化祭で体験した「音楽で空気が変わる瞬間」。そこに携わりたいと入社を決意。



私がこの業界を目指した原点は、軽音学部で経験した文化祭のライブです。私はずっと人見知りが激しく、ライブが始まるまでは緊張でうつむいているような状態だったのですが、いざ演奏が始まった途端、緊張も忘れて笑顔でみんなと心から盛り上がることができたのです。「音楽の力でその場の空気が変わる」。そんな学生時代の体験から、人を笑顔にするコンサートの仕事がしたいと思うようになり、エンターテイメントで東海地区を盛り上げているサンデーフォークに入社したいと思うようになりました。

私が勤務する票券部は、チケットの販売会社であるプレイガイドに販売を委託する配券作業と、自社プレイガイドであるサンデーチケットセンターでのチケット販売が主な仕事です。小さなライブハウスからドーム規模の大型公演まで、取り扱うイベントは年間100本以上を数えます。





ドーム公演の苦労が吹き飛んだ、アーティストからの感謝の言葉。

大小さまざまなコンサートの票券担当として、公演当日までチケットの販売数や座席の売れ行きを管理します。公演当日には、当日券の販売やお客様対応などを行うため、現場担当と連絡を取り合うことも多いですし、特にコンサートデスクとは日頃からフォローしあいながら業務を進めています。少し地味で根気がいる仕事ですが、コンサートに訪れたお客様の笑顔を直接見ることができ、日々の積み重ねがコンサートに繋がっているんだと実感できるのが魅力です。

入社3年目には、東海地区最大規模の会場であるナゴヤドームの公演を担当しました。何万席にも及ぶ座席の管理はただでさえ大変なのですが、そのうえ、アーティストが希望する演出を実現するために、客席の変更が何度も繰り返されることになり……。しかし、コンサート当日、そんな苦労も吹き飛ぶ出来事が起こりました。「スタッフの皆さんをたくさん悩ませてしまいましたが、皆さんの協力があってできました。ありがとう!」と、アーティストがMCで言ってくださったのです。それを聞いた時、こんな私でも演出の一部に関わることができたんだと本当にうれしかったですし、その後、会場で湧き上がった大きな拍手は一生忘れません。






大きな公演の前には自然と声をかけ、フォローしあう雰囲気の良さも魅力。



1つの公演を進めるためには、販売可能なチケット数だけでなく、機材席の押さえ、先行当選者の数など、たくさんの確認事項があります。入社当初はその優先順位を決めるのに苦労しました。また、客席図面や座席明細の確認など、細かい作業がたくさんある仕事なので、毎日のように根気と集中力が求められます。

私が日頃から意識しているのは、「自分を信用しないこと」。票券部は、公演のチケットや客席を扱うため、何か間違いがあれば、直接お客様にご迷惑をおかけすることになってしまいます。同じ席番のチケットが発券された、押さえている機材席の位置が違った……なんてことがあれば大事件です。間違いを起こさないようにするため、常に自分を疑い、何度も何度も確認して作業を進めるようにしています。

当社は、部署に関係なく、誰にでも悩みや分からないことを相談しやすい環境だと思います。社員同士の距離が近く、大きな公演を抱えている人がいれば、自然と声を掛け合いながらフォローし合う。そんな職場の雰囲気の良さも当社の魅力の一つですね。

一日の流れ

  • 10:00

    出社・メールやFAXの確認

    社内外のメールや届いているFAXを確認し、連絡事項をチェックします。

  • 11:00

    チケット販売数データの作成・更新

    担当公演のチケット販売数を確認し、データを取りまとめます。

  • 12:00

    お昼休憩

  • 13:00

    配券作業

    販売状況を見ながら、お客様にチケットが行き渡るようにプレイガイドの割り当て数などを調整します。

  • 16:00

    チケット代精算

    チケット代の精算書の確認や、伝票管理システムへの入力作業などをおこないます。

  • 17:00

    公演当日の対応

    担当公演の現場へ出向く日は事前に当日券を準備し、開場1時間ほど前に会社を出発します。
    現場では開場時間から開演時間ごろまで会場のチケット窓口で当日券販売やお客様対応などをおこないます。