地元・静岡で音楽業界に関わる仕事がしたいと転職を決意。
私は音楽専門学校を卒業した後、東京の芸能プロダクションで2年半ほどデスクとして働いており、コンサートの制作業務なども手掛けていました。当時から今と同じような業務に携わっていたのですが、将来的には地元・静岡に戻って音楽関係の仕事がしたいと思うようになり、当社への転職を決めました。現在は静岡事務所でデスク業務を担当しています。
私のメインの仕事は、東京からお見えになるアーティストやスタッフの宿泊や移動の手配、コンサートにかかる経費の精算などです。また、イベントを告知するための新聞広告やチラシの校正なども行っています。コンサートを現場で支える社員と連携しながら、イベントの成功を社内から支えるのが私の役目ですね。
初めてやりがいを感じたのは、担当した新聞広告が掲載された時。
この仕事に求められるのは、「正確さ」です。経費の精算などでは日常的に数字を扱いますし、自分が校正したものがウェブ上に掲載されたり、ポスターになったりしますから、間違いがあってはならない。とにかく正確に仕事を進めていくことが大事になります。また、忙しい現場社員のスケジュールを考慮しながら仕事を進めるため、思いやりを持って接することが求められますし、先を考えながら行動することも大切です。
やりがいを感じたのは、自分が校正した広告が新聞に載っているのを見た時ですね。我が家では、毎朝届けられる新聞のテレビ欄を抜き取り、リモコンの近くに置くのが習慣なのですが、テレビ欄の下に自分が確認した広告を見つけた時は、思わず両親にも「私が校正したんだよ!」と報告しました。自分が手掛けたものが形として残るのは本当にうれしいですね。
楽しいことは多いけれど、臨機応変さが求められる難しさも痛感。
大好きなアーティストの公演に携わるなど、思わずテンションが上がる瞬間もたくさんある一方で、難しさを感じることも少なくありません。例えば、昔からファンだったアーティストの静岡公演を担当した時には、台風が接近してきたため、急遽前乗りするためのホテルを手配することに。また、別のコンサートでは、台風が直撃して公演自体が延期となり、振替公演を行うための業務に追われました。常に臨機応変に対応することが求められる仕事ですね。
コンサートは何ヶ月も前から決まっており、それに向けてスケジュールを立てて仕事を進めていきますから、最近は先を考えて行動する力が身に付いてきたかなと思います。まだまだ一人では分からないことも多いですが、近いうちにデスクとしてアリーナクラスの公演を一人でトラブルなく完了できるようになりたいですし、そのためにも日々新しいことを学んでいきたいと思います。
一日の流れ
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10:00
出社・予定業務の確認
今日予定している業務内容を確認し、仕事に取り掛かります。
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11:00
伝票入力
伝票を管理するシステムへの入力作業を行います。
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12:00
お昼休憩
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14:00
仮払精算
当日の弁当代やタクシー代など、現場で使った経費をまとめて精算します。
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16:00
データ作成
終了した公演ごとの収支をまとめたExcelデータを作成します。
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17:00
校正
イベントを告知するための新聞広告やチラシに間違いがないかを確認します。
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18:00
帰宅